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第12期全国人民代表大会第4回会議が16日午前閉幕しました。李克強首相はその後の記者会見で、「中国経済の長期的、かつ前向きな発展に自信を持っている。中国の経済には、困難と希望が共に存在するが、困難よりも希望のほうが大きい」と強調しました。
中国経済の発展についての記者の質問に答え、李首相は「世界経済の復興はネガティブな一面を見せている。中国経済は世界経済と深くかかわっているため、その影響と衝撃をうけることもありうる。中国経済は今転換期にあり、長期にわたって蓄積してきた課題がもたらす悪影響がますます目立ってきており、下押し圧力はもますます深刻なものとなりつつある」と説明しました。
李首相はさらに、「改革開放の道を歩み続ければ、中国経済は『ハードランディング』を避けることができ、長期的、かつ前向きな発展に自信を持っている。例えば、われわれが進めている政府機構の簡素化や減税などを含む供給側構造改革は、市場に新たな活力を注ぐことになる。このほか、伝統産業と資源も大きな潜在力を有している。産業はグレードアップする空間があり、新型都市化は最大の内需であり、特に中西部地域では多くの高利益投資のニーズがある。発展の新たな原動力の育成と伝統的な原動力の活用を結び合うことにより、中国経済の『ダブルエンジン』が形成できる。これで、中国は困難を乗り越え、希望の道を歩み続けることができるようになる」と語りました。(怡康、Kokusei)
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