第12回全人代第4回会議が16日北京で閉幕し、その後の記者会見で、中国の李克強首相は「中国は終始一貫して安定的な周辺環境と友好的な隣国関係がなくてはならないと主張している。地域の安定を維持し、善隣友好を実現させるには、各地域と各国の共同努力が必要だ」と述べました。
李首相は「隣国同士間の軋轢は避けられないが、誠意を持って臨み、外交的・平和的手段による問題解決を堅持すれば、地域の安定は必ず守れる」とした上で、「中国は現代化建設を進めており、発展が第1の急務だ。われわれは安定的な周辺環境と平和的な国際環境を必要としている。中国が発展し強大になることは世界平和を維持する力になり、周辺諸国にとっても有利なことだ。中国は今後も平和発展の道を歩みながら、揺るぎなく国家の主権と領土保全を維持していく。これは決して矛盾しあうものではない」と語りました。(ミン・イヒョウ Kokusei)
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