第12期全国人民代表大会第4回会議の傅瑩報道官は4日の記者会見で、朝鮮の核問題について「中国は、安保理が朝鮮に対する新しい制裁決議を採択したことに賛同し、それを厳格に守っていく」と述べました。
傅瑩報道官は「新決議は、安保理決議、6カ国協議と9・19共同声明を再び明らかにしたほか、外交と平和的な方法で問題の解決を図ることを約束している。これは、中国がこれまでに堅持してきた観点だ。今回の国連安保理での会談の中で、中国は中国のこの観点を受け入れるよう会議参加国に働きかけた。つまり制裁は目的ではなく、問題を解決するための制裁であるべきだ」と述べました。
傅瑩報道官は「中国は、朝鮮が核兵器を開発することを断固反対している。朝鮮のこの行為は地域の平和と安定に脅威を与えるだけでなく、中国自身の安全利益と周辺諸国の安全利益にも脅威となる。我々はこの問題を根本的に解決することができるよう望んでいる」と語りました。(万、KOKUSEI)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |