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ゴールドマン、「中国経済減速の影響は誇張」

2016-01-30 15:26:08     cri    

 2015年の中国経済の成長率は25年ぶりに低水準の6.9%となったことが、市場に中国経済の減速に対する不安感を引き起こしています。これに対し、アメリカの投資銀行ゴールドマン・サックス・グループの経済学者は、「中国経済の成長減速による影響は誇張されたもので、中国経済は依然として高成長を保っている」との考えを示しています。

 これは、ゴールドマン・サックスのジャン・ハッチウス主席エコノミストが29日、北京で開かれた中国マクロフォーラムで述べたものです。ハッチウス主席エコノミストは、「中国経済の減速は、世界経済、とりわけ先進経済体に大きく影響すると、誇張されている。中国とアメリカ、ユーロ圏の多くの国々との貿易リスクは非常に限定的なものである上、中国と欧米の金融システムとのつながりは非常に弱い。従って、貿易と金融という2つの主な要素からみても、中国経済の減速がもたらす影響は非常に限定的なものだ」と述べました。

 ゴールドマン・サックスのアジア太平洋地域担当のチーフエコノミストであるアンドリュー・ティルトン氏はフォーラムの席上で、「中国経済の減速は、一部の東アジア経済体、とりわけ中国と輸出類似性が高い経済体に比較的大きな影響を与える。そこには、日本、韓国、タイなどの国が含まれている」と指摘しました。

 ゴールドマン・サックスは中国経済の成長率について今年は6.4%、来年は6.3%と予測し、依然として中高速成長を保つとみています。(RYU、謙)

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