サウジアラビアに対する公式訪問に先立ち、中国の習近平国家主席は18日、地元紙『リヤド』で「共同発展の良いパートナーになろう」と題する署名入りの文章を発表しました。
習主席は文章の中で、「中国とサウジアラビアの友好交流は悠久な歴史を持っている。1990年の国交樹立を皮切りに、両国関係の新たな1ページが切り開かれた。とりわけ、2008年に戦略的友好関係を結んで以来、両国関係は飛躍的な発展を遂げ、各分野での実務的協力においてこれまでにない成果を上げてきた。インフラ施設建設や投資、農業など各分野での協力プロジェクトが多く、協力の規模が拡大されていると同時に、人的交流も日増しに緊密になってきている」としました。
さらに「両国の経済社会発展のプロセスから見ると、双方はいずれも国情に立脚し、自国に相応しい発展の道を歩んでいる。そして、長い目で着目し、経済の持続的かつ多元的な発展を推し進めている。同時に、人間本位の理念を堅持し、国民生活の向上に努めている。こうした同じような発展理念は、双方の関係発展により大きな空間を切り開いている」と指摘しました。
習主席はまた、「中国とサウジアラビアは重要な影響力を持つ国として、両国関係を推進する上での歴史的なチャンスを迎えている。今回の訪問を通じて、サウジアラビアの指導者と共に、両国関係のレベルを引き上げ、両国の互恵協力内容の拡大と水準の向上、及び両国の人々の福祉増進に取り組んでいきたい」との期待を示しました。(洋、Kokusei)
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