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習主席、19日から中東3カ国を訪問へ

2016-01-18 18:52:28     cri    

 サウジアラビアのサルマン国王、エジプトのシシ大統領、及びイランのロウハニ大統領の招きに応じて、中国の習近平国家主席が19日から23日にかけて、この3カ国を公式訪問します。2016年の中国首脳外交の第一弾として、地域情勢が複雑化している中東への訪問は、世論から注目されています。

 今回の訪問について、中国外務省の高官は18日、「中国とこの3カ国、及び同地域内諸国との関係に対し、重要かつ深い影響を与えるだろう」としています。訪問期間中、習主席は3カ国の指導者と共に、世界と地域の平和と安定の促進に向けて、重要な国際問題と地域問題を巡って踏み込んだ意見交換を行う予定だということです。

 中国の張明外務次官が18日の記者会見で明らかにしたところによりますと、今回、習主席がサウジアラビア、エジプト、イランの3カ国を訪問することは、中国国家指導者として、それずれ、7年ぶり、12年ぶり、及び14年ぶりのことです。サウジアラビアへの訪問では、両国は全面的な戦略的パートナーシップの構築に関する共同声明を発表します。エジプトでは、習主席は中国・エジプトスエズ経済貿易協力エリア第2期プロジェクトの除幕式のほか、中国・エジプト国交樹立60周年及び中国・エジプト文化年2016の開幕イベントに出席します。

 また、イランが核協議の実施を先週末から始めたことにより、国際社会はイランに対する制裁を解除しました。これにちなんで、張外務次官は、「中国とイランの関係も重要な発展のチャンスに直面している。中国はイランと共に、今回の訪問を両国関係の一里塚にし、両国関係の全面的かつ長期的、そして安定的な発展に向けて取り組んでいきたい」と述べました。

 カイロを訪問期間中、習主席はアラブ連盟本部で中東とアラブ諸国に向けての基調講演を行い、中東の平和と発展の促進における中国側の政策と主張を説明し、双方の実務的協力に関する提案と措置を打ち出す計画です。(洋、Kokusei)

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