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中国共産党中央財経指導グループ事務室の韓俊副主任は11日、ニューヨークで、「今後しばらく、中国経済は"L字"推移の趨勢を示すだろう」と述べました。
これは、韓副主任が11日にニューヨークで行われた中国の第13次5カ年計画や経済発展の「新常態」に関する説明会で記者の質問に答えて述べたものです。韓副主任は、昨年の経済成長率について「6.9%になるだろう」と予測し、「世界経済の成長が鈍化する中、この成長率は輝かしいものだと考えている」と述べました。
また、韓副主任は「中国経済は下振れが続いており、まだ底の見えない状況だ。今後しばらくの間、中国経済にはU字型やV字型ではなく、L字型の推移が見られることになると思われる。7%以下の成長が続く見通しではあるが、中国経済のモデル転換の成功は、世界全体に有利なものだ」と強調しました。
人民元の値下がりについては、「現在、人民元は通貨市場において下落の圧力を受けているが、これは一時的なものだ。中国経済のファンダメンタルが変化していないことから、人民元は今後、上昇と下落の両方向への変動が恒常的状態となるだろう」との見方を示しました。(鵬、む)
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