20160110news3
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中国国家統計局が9日発表したデータによりますと、2015年、消費者物価指数(CPI)が前年同期比で1.4%の上昇となり、2010年以降初めて1%台に回帰しました。
香港上海銀行(HSBC)のチーフエコノミスト屈宏斌氏は、「2015年のCPI上昇率は2014年に比べてはるかに低い。需要不足によるデフレ圧力が2016年一番のリスクとなるだろう」と述べました。
また、同データによりますと、2015年12月のCPIは前年同期比で1.6%上昇しました。そのうち、都市部は1.7%、農村部は1.5%上昇。種類別で食品類は2.7%、非食品類は1.1%上昇しました。
屈宏斌氏は、「昨年12月、雨と雪など天候に恵まれない日が多く、野菜などの価格の上昇が食品類インフレを起こしたことがCPIの微妙な上昇の主な要因となっている」としています。(玉華、む)
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