新華社通信によりますと、李克強首相は1月4日から5日にかけて、中国共産党山西省委員会の王儒林書記と李小鵬省長の案内で山西省の太原鋼鉄グループほか、同省の主要な事業体を視察しました。

　太原鋼鉄グループは世界最大規模のステンレス鋼生産企業です。李首相は太原鋼鉄グループを視察した際、「生産能力過剰と需要縮小の影響を受け、鉄鋼産業は厳しい情勢に直面している。過剰生産の抑制と産業全体のレベルアップは当面の急務である。産業の構造調整に力を入れるとともに、新しい産業や業態を積極的に開発しなければならない」と指摘しました。

　李首相はまた、清華科学技術園太原分園と西山石炭発電グループ官地石炭鉱を訪れ、炭鉱ではトロッコに乗って地下数百メートルの採掘現場を視察しました。（hj、Ken）