中国共産党中央農村活動会議が24日と25日の両日に北京で開かれました。会議では、第18回党大会と第18期三中、四中、五中全会及び中央経済活動会議の精神を貫き、第12次五ヵ年計画の「三農（農業、農村、農民）」問題に関する経験を総括し、当面の農村情勢を分析した上で、2016年と第13次五ヵ年計画の農業と農村事業について計画を立てることが要求されました。

　中国共産党中央委員会の習近平総書記は席上、「農業は国政運営の基本であり、国民生活を安定させる基礎でもある。第12次五ヵ年計画の期間中、農業と農村建設は著しい進展を遂げたものの、依然として多くの難題や試練に晒されている」と強調した上で、「いかなる時期にあっても"三農問題"を軽視してはならず、第13次五ヵ年計画の重要項目に取り上げ、イノベーション、協調、グリーン、開放、共有といった発展の理念を貫きながら、農業への支援を拡大し、農村部での各種改革を推し進める。そして農業現代化を積極的に促すとともに、貧困撲滅に取り組み、社会主義新農村の建設レベルを絶えず引き上げていく」と示しました。（12／26　Lin、謙）