王毅外相は24日、中国を訪問中のシリアのムアレム外相と会談し、シリア問題の政治的解決について踏み込んだ意見交換を行いました。

　王外相はその場で、「安保理決議の実行においては、和平交渉と停戦が鍵となる。シリア政府と反体制派が国連の仲介の下で、一日も早く交渉をスタートさせると同時に、停戦地域の拡大を期待している。シリア国民の生活改善を支援するため、中国は再び4000万元の人道援助を提供したい」と述べました。

　これに対してムアレム外相は、「シリアは中国が新たに提供する人道援助に感謝する。国際社会がシリアの再建に関心を寄せるよう期待する」と語りました。（玉華、謙）