第2回世界インターネット大会が16日、中国浙江省烏鎮で開幕しました。習近平国家主席がサイバー空間の共同構築について基調演説を行いました。

　習主席は演説の中で、「サイバー空間は人類が共有する活動空間であり、その前途と命運は世界各国で共に掌握すべきだ」と述べ、インフラ整備を加速させ、コネクティビティーを促すことや、インターネットにおける文化交流のプラットフォームの構築、インターネット産業のイノベーションと発展の推進、サイバーセキュリティーの確保、サイバー空間のガバナンスシステムの構築などを指摘しました。

　大会では10の分科会が設けられ、インターネットのイノベーションと発展やデジタル経済における協力など、20以上をテーマに議論されます。

　現在、中国本土のインターネット利用者は6億7000万人を超え、世界全体の5分の1を占めると同時に、ネット通販の取引額は世界一となっています。（ZHL、YM）