韓国と朝鮮の第一回次官級当局者会談が11日、朝鮮の開城工業団地で開かれました。双方は懸案となっている未解決の問題について、それぞれの立場を表明しました。

　両国はそれぞれ3人の代表を派遣して会議に出席、韓国の黄富起（ファン・ブギ）統一部次官と朝鮮の田鍾秀（チョン・ジョンス）祖国平和統一委員会書記局副局長を首席代表とした代表団は当日午前、全体会議を行いました。

　田鍾秀朝鮮代表は席上、「両国問題を解決する会談は現在始まったばかりである。双方は障壁をなくし、道を切り拓き、交渉ルートを確立してゆきたい」と話しました。黄富起韓国代表はそれに賛同し、「双方は段階を追って交渉を進め、一連の問題を適切に解決していきたい」と期待を寄せました。

　会談は12日にも継続されます。（殷、む）