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　中国の中央銀行である中国人民銀行が8日明らかにしたところによりますと、中国銀行間市場取引商協会は韓国が中国本土の銀行間債券市場で人民元建て国債30億元を発行することを認めたということです。これは韓国が中国本土で初めて債券を発行するものであり、中国本土においては初の、海外主権国家による人民元建て債券、すなわち「パンダ債」の発行となります。

　「パンダ債」とは、海外または多国籍の金融機関が中国本土で発行する人民元建て債券の通称です。外国市場で外国通貨建ての債券を発行する場合、その国の最も代表的なキャラクターなどを用いて命名されるという、国際的な慣例があります。

　世界銀行グループの国際金融公社による予測では、特別引出権（SDR）と呼ばれる準備通貨に人民元が加わる影響で、今後5年内にパンダ債の市場規模は3200億元に達する見込みだということです。（ZHL、謙） 国際・交流へ