中国・アフリカ協力フォーラムサミットが4日、南アフリカのヨハネスブルグで開幕、同日、中国政府は2つ目の『中国対アフリカ政策文書』を発表しました。この文書は、中国がアフリカとの友好協力関係の発展に尽力することについての堅い決心と積極的意向を更に明確にし、新たな情勢における中国の対アフリカ政策の新たな理念、主張、取り組みを明確にし、当面における中国・アフリカ各分野の交流と協力関係に指針を示すものです。

　文書では、中国とアフリカの全面的な戦略パートナー関係の樹立と発展について述べているほか、中国・アフリカ間の運命共同体関係を強固にすることの重要性を指摘しています。また、文書は、政治信頼の増進、国際事務協力の拡大、中国・アフリカ発展協力の強化、文化面における交流と協力関係の掘り下げと拡大、アフリカの平和と安全の促進及び領事・移民・司法・警察業務分野での交流と協力関係の強化等の7つの面から、中国が双方の全面的な協力関係発展を推進するための政策措置を説明しています。

　中国政府は2006年に初めての対アフリカ政策文書を発表しました。それから10年、政策文書の内容は全面的かつ有効に実施され、中非関係の発展に重要な役割を果たしています。（RYU、む）