パリ警察局は1日デモ禁止令を出し、13日午後12時までにパリ周辺でのデモを禁止しました。

　デモ禁止令の対象地域は国連気候変動枠組条約第21回締約国会議（COP21）会場のル・ブルジェ周辺と関連行事が行われるパリ都心部のシャンゼリゼ通り、グラン・パレ、コンコルド広場で、違反者に対し最高6カ月の拘禁刑と7500ユーロの罰金を科すということです。

　フランスでは11月13日の同時テロが発生した直後に「非常事態宣言」は出され、パリ周辺での30日までのデモ禁止令が出されましたが、29日に共和国広場付近でデモ隊と警官隊が衝突し、300人近くが拘束されました。

　国連気候変動枠組条約第21回締約国会議（COP21）は11月30日から12月11日までパリで開催されています。 （ジョウ、kokusei）