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<COP21>習近平主席、オバマ米大統領と会談 中米関係について意見交換

2015-11-30 20:37:20     cri    

 国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の開幕式に出席するためパリを訪問中の中国の習近平国家主席は30日、アメリカのオバマ大統領と会談し、中米関係の前向きな発展を推進し、気候変動対策での協力を強め、世界の平和と安定を共に維持し、世界経済の安定成長を推進することで一致しました。

 習主席は「世界経済の緩やかな回復基調の中、各国が安定した成長を重視し、保護貿易に反対し、開放かつ透明、包容力のある多国間貿易体制を維持すべきである。双方はマクロ的経済政策と国際的金融枠組み内における協調と協力を強め、二国間投資協定交渉の早期達成を促し、両国企業の相手国での投資に公平に競争できる環境を提供するべきである」と指摘しました。

 台湾問題について、習主席は「台湾海峡の平和と安定を維持することは、中米の共通した利益に合致している」とし、実際の行動で両岸関係の平和発展を支持するよう求めました。

 また、サイバーセキュリティ問題について、「双方は向かい合って歩み寄り、誠意を示し、関連する対話が積極的な成果を遂げるよう共同で推進していくべきである」と述べ、アメリカを含む国際社会と共に、サイバースペースに関する国際規則の制定を推進し、平和かつ安全で透明なサイバースペースを構築することに期待を寄せました。

 オバマ大統領は「当面の情勢の下で、米中両国の共通した利益が増えつつある。今後も戦略経済対話や、両国軍隊間の交渉などのメカニズムを通じて、二国間協力や国際安全、マクロ的経済、気候変動などホットな問題について緊密な意思疎通を保ちたい。米中がグローバルな問題における協力を強めることは、全世界にもプラスとなる」と述べました。(ZHL、Kokusei)

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