中国外交部(外務省)は25日に国内外プレス向けブリーフィングを開き、劉振民外交副部長(外務次官)が習主席のCOP21出席について説明した。
劉副部長によると、習主席は会議で世界の気候対策に対する見解と主張を明らかにし、会議の合意形成に貢献する。中国側はCOP21に4点を期待している。第1に原則の堅持。パリ合意は国連気候変動枠組条約の原則と規定、特に共通だが差異ある責任の原則、公平原則、各自の能力の原則を堅持すべきだ。第2に全面的均衡。2020年以降の気候変動対策だけでなく、2020年以前の行動についての問題もしっかりと処理すること。第3に方向性の先導。エコ・低炭素発展という明確なシグナルを世界に発し、省エネ・排出削減、気候変動対策を各国経済の高度化、エネルギー安全保障、気候リスク低減の内在的原動力にすること。第4に保障の提供。先進国は資金・技術面の義務を履行し、2020年以降も支持を強化し続ける必要がある。
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