中国国務院の李克強首相は24日夜、江蘇省蘇州市の太湖国際会議センターで第4回中国・中東欧諸国首脳会合に出席した後、前回会合の主催国セルビアのブチッチ首相、次回会合の主催国ラトビアのストラウユマ首相と共同記者会見を行い、成果を紹介しました。
李克強首相は「われわれは開放的かつ包容力があり、互恵ウィンウィンの新しいパートナー関係を構築するという目標の実現に取り組んでいる。『中国・中東欧諸国協力中期計画』と『中国・中東欧諸国協力蘇州要綱』というロードマップの実施に力を入れる。相互連結を構築し、ハンガリー・セルビア鉄道、中欧陸海エクスプレスの建設を推し進めていく。生産能力協力の新しいモデルを作り、アドリア海・バルト海・黒海の港を拠点とする「三海港区協力」を模索する。投融資の協力方式を革新、拡大し、中国と中東欧諸国の『16+1協力』による金融会社の設立を検討する。農業などの分野を突破口とし、貿易と投資の成長を促進する。人的交流を拡大するため、2016年を『16+1』人文交流年に定める」と紹介しました。
これに対し、ブチッチ首相とストラウユマ首相は賛成の意を表し、そして、中国企業の中東欧インフラ整備への参加と、『一帯一路』の共同建設を歓迎すると明らかにしました。(殷、kokusei)
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