1122
|
中国外務省の劉振民外務次官は17日のブリーフィングで、李克強首相がマレーシアのクアラルンプールで開かれる第18回中国•東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(10+1)、第18回東南アジア諸国連合(ASEAN)•中国、日本、韓国(10+3)首脳会議、および第10回東アジア首脳会議(EAS)に出席すると同時に、マレーシアを公式訪問することを明らかにしました。
李克強首相が中国•東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(10+1)に出席することについて、劉振民外務次官は「この会議で、李首相は中国の対東南アジア諸国連合の政策、およびより緊密な中国・ASEAN共同体、21世紀海上シルクロード、中国•東南アジア諸国連合「2+7 協力枠組み」などの構築提案の継続実施、生産能力と設備製造、相互連結などにおける協力の推進、中国とASEANとの関係発展を重点的に説明する」と述べました。
第18回東南アジア諸国連合(ASEAN)•中国、日本、韓国(10+3)首脳会議では、中国側は『2013年―2017年10+3協力活動計画』と『第2東アジア展望グループ報告』の具体的な実施を推進し、財政金融、食料安全など伝統的な分野での協力、相互連結、生産能力と設備製造、海洋、貧困扶助、エネルギー、災害援助など新しい分野での協力を切り開き、『東アジア地域包括的経済連携』(RCEP)と中日韓自由貿易協定交渉を加速し、2020年に東アジア経済共同体を構築するために、各関係国がともに努力することを促す」と述べました。
第10回東アジア首脳会議への李克強首相の出席について、劉振民外務次官は「この会議で、李首相は中国側の首脳会議の今後の発展方向についての考えを紹介し、首脳会議の戦略フォーラムの位置づけを引き続き堅持し、ASEANによる主導などの原則を引き続き堅持し、また、各関係国の『プノンペン発展宣言』行動計画の実施を推進し、エネルギーと環境保護、金融、教育、公共衛生、災害管理、ASEANの相互連結などという6つの重点分野での協力を促進することなどを強調する」と述べました。
マレーシアへの公式訪問について、劉振民外務次官は「われわれは今回の訪問を通じて両国の友好関係を深め、両国各分野での実務的協力を全面的にレベルアップし、両国の全面的な戦略パートナーシップを新たな段階に引き上げていくことを期待する」と強調しました。(HJ KOKUSEI)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |