商務省対外投資と経済協力局の姜文斌副局長が、今年1―10月に国内から世界152の国や地域の海外企業5553社に投資した、非金融直接投資額は前年同期比16.3％伸びて5892億元（約952億1000万ドル）に達したことを明らかにしました。

　商務省のデータによりますと、10月だけで、海外への直接投資は前年同期比14.3％増え、490億元に達しました。

　姜副局長は「対外請負工事の新規契約の取引総額は絶えず拡大している。1－10月、契約額が1億ドル以上のプロジェクトは307件あり、前年同期より39件増えている。これは、主に輸送交通、住宅建築、電力工事、通信工事、石油化学などの分野のものだ」と述べました。

　さらに「わが国の企業の製造業への投資は、勢いよく伸びている。1－10月、中国企業の製造業への投資は、前年同期より82.8％伸び、99億4000万ドルに達し、主に自動車、専用設備、医薬、コンピューター、通信設備、ゴム、プラスチック製品などに集中している」と述べました。