今月18日からフィリピンで開かれるAPEC・アジア太平洋経済協力会議の第23回非公式首脳会合に、ロシアのプーチン大統領の代わりにメドベージェフ首相が出席することが明らかになりました。

　ロシアのペスコフ大統領報道官が12日に明らかにしたものです。オバマ米大統領との関係が良好とされる、メドベージェフ首相が考慮されたとの見方について、ペスコフ報道官は「この推測は、ロシアのアジア太平洋政策の本質を理解していない」と否定しました。さらに、アジア太平洋政策はロシア外交の独立した一部であり、アメリカとの２国関係を主導とするものでないと強調しました。現地でのメドベージェフ首相とオバマ米大統領との会談については、コメントしませんでした。

　APEC非公式首脳会合は18日と19日に、マニラで開かれます。（MOU）国際・交流へ