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中国とEU、一帯一路とユンケル・プランの連係を検討

2015-11-10 13:58:40     cri    

 中国とEU・欧州連合諸国の政府高官や、EUのシンクタンクの専門家と識者らは9日、EU本部のおかれるブリュッセルで、中国が提唱した「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」戦略とEUが提起した「域内投資計画」(「ユンケル・プラン」)の連係について討議しました。

 中国の楊燕怡EU駐在使節団長は「中国の『一帯一路』戦略とEUのユンケル・プランの連係は互いに利益をもたらす選択だ。両者には多くの共通点と共通利益がある。両者は共に改革促進と構造調整の促進、国民生活水準の向上、市場の一層の開放、対外貿易と投資の拡大を目的としている。現在、世界経済の見通しには依然多くの不確定性を伴っており、国際社会では、十分な原動力を生み出し、国と地域の経済を低迷期から脱出させることのできるこうしたプロジェクトが期待されている」と述べました。

 欧州委員会のカタイネン副委員長のアドバイザーは「EUは中国の投資者を歓迎している。ユンケル・プランの投資プロジェクトは多くがすでにスタートしているが、われわれは中国からの投資が様々な分野に参入することを期待する」と述べました。(玉華、む)

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