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米・イスラエル首脳 イスラエル・パレスチナ緊張緩和を協議

2015-11-10 11:32:08     cri    

 米国のオバマ大統領は現地時間9日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。これは、両首脳の一年ぶりの会談となります。席上では、確実な手段の行使を通じてイスラエルとパレスチナの緊張を緩和し、アメリカとイスラエルの軍事援助交渉を推進していくための話し合いが持たれました。

 両氏の会談は、両国の関係改善を目的に行われたものです。ネタニヤフ首相は今年3月の米国訪問期間に国会で講演した際、アメリカのイランとの核交渉に強く反対する意向を示したことで、オバマ大統領との会見が見送られていました。

 オバマ大統領は会談の中で、「中東の安全情勢は様々な方面で悪化しつつあるが、イスラエルの安全は従来からアメリカの外交政策の優先事項の1つだ。双方の軍事と情報協力は、かつてないほど密接になっている。アメリカの軍事援助は、イスラエルの安全確保に関する申し合わせの履行の意味合いだけでなく、アメリカの安全保障枠組みの重要な一環でもある」と述べたうえで、「イスラエルは、自身の防衛について、権利のみならず、その義務を持っている」との考えを強調しました。

 オバマ大統領はまた、今回の会談では主にアメリカとイスラエルとの軍事協力覚書を討議し、両国の防衛面での協力を促進したいとしました。

 これに対し、ネタニヤフ首相は、覚書交渉の中で、イスラエルの安全保障を一層増強するとした点について、オバマ大統領に感謝の意を示し、「両国の友好関係と同盟関係は非常に力強いものであり、双方共通の価値観に根差したものだ」と述べるとともに、イスラエルは永遠に平和への追求を放棄することはなく、アメリカと共に着実な手段を講じて地域の緊張を緩和し、安定を促進し、平和に向かって邁進することを望んでいるとの考えを強調しました。(MOU,.む)

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