ドイツ証券取引所の傘下企業であるマーケット・ニュース・インターナショナル（MNI）社はこのほど、上海証券取引所と深セン証券取引所に上場している企業200社を対象に調査を行いました。その調査結果によりますと、10月の中国企業自信指数は9月の51.3から55.6に上昇し、8.3％成長しました。これは2011年3月以降最大の成長率となっています。

　李錦中国企業改革発展研究会副会長は、「これは非常にポジティブなシグナルであり、当面の中国経済の情勢と自身の経営活動に対する企業のより楽観的な意識を示すものだ」と述べました。

　調査データによりますと、当面の新規受注や生産量、製品価格、雇用に対する中国企業の自信指数は9月に比べて共に上昇しました。そのうち、新しい受注の自信指数は57.7から65.5に、生産量自信指数は60.4から60.9に、買入原価指数は45.2から47.4に、雇用指数は50.3から50.5に上昇しました。（玉華、む）