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10月期の調査によりますと、融資コストの減少と資金調達の利便化が進むにつれて、中国企業の経営陣が経営状況を楽観視する傾向をみせていることが明らかになりました。
イギリスの新聞「フィナンシャルタイムズ」のウェブサイトが10月22日明らかにしたところによりますと、マーケットニュースインターナショナル社(MNI)が発表した中国企業自信指数は10月、8.3ポイント上昇、55.6ポイントとなり、2011年3月以来の最高上昇幅となりました。これに対して、9月の指数下げ幅は前月同期比8.4%と、こちらは著しい下がり幅でした。
この自信指数は、ドイツ証券取引所傘下のMNI社が、上海と深圳の株式市場に上場している200社を対象に調べた結果をまとめたものです。結果によりますと、政策と金融市場の安定が、その原因とみられるということです。
中国人民銀行が今年数回にわたり利率を下げたこと影響が、経済活動全体に浸透する中、企業の融資コストは下がり続け、融資金利は2012年以来の最低水準になっています。
MNI社のチーフエコノミスト、フィリップ・アグロー氏は「さまざまな証拠が示しているように、中国企業は無事に2015年の逆境の中の最も困難な時期を乗り越えている」との考えを示しました。(MOU、む)
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