楊潔チ国務委員と王毅外相は28日、北京でそれぞれ第70回国連総会のリュッケトフト議長と会談しました。

　楊国務委員は席上で「国連創設70周年のシリーズサミットは目覚しい成果を挙げ、国連の将来の役割を強化し、国際関係の推移を導くのに奥深い影響を及ぼすことになる。第70回国連総会がサミットの成果を実行する重要な責任を担い、中国側は国連総会の活動を積極的に支援していく」との考えを示しました。

　これに対し、リュッケトフト議長は中国がサミットの成功に重要な役割を果たすことを高く評価しました。また、「国連事務における中国側の積極的な役割を賞賛し、在任期間中、中国側と密接に協力していきたい」と強調しました。

　一方、王毅外相はリュッケトフト議長と会談した際、「中国は国連の断固とした擁護者であり、習近平国家主席が国連シリーズサミットで発表した談話の精神に基づいて、国連事業が新しい進展を遂げるために尽力し、国連協力の新しい局面を切り開くことを期待している」と述べました。