社説は、今回の訪問で習主席がイギリス王室の馬車に乗っての移動、バッキンガム宮殿での宿泊、イギリス議会での600名の議員を前にした演説、キャメロン首相と共にマンチェスターを訪問するなどのイベントが予定されていることなど、イギリス側が破格の待遇で望んでいることに注目しています。

　また、習主席の今回の訪英について、フィナンシャル・タイムズの社説は「イギリスにとって、近年で最も重要な外交訪問になるだろう。中国からもたらされる数十億ポンド規模の投資計画は、両国関係の新たな『黄金時代』または『黄金の10年』との呼び声も高まっている」と述べています。

　さらに「今回の訪問の重要性は、習近平氏を迎える歓迎ぶりと調印される予定の協力文書を超えるものになる。イギリスがほかの大国との関係を根本から調整する姿勢を示すことになる」と強調しています。（鵬、向）