ICAPP（アジア政党国際会議）のシルクロードをテーマとした特別会議が１４日午後、北京で開幕しました。この会議は中国共産党の主催によるもので、30カ国から60の政党、政党組織及び商工界、メディアの人々約400人が参加しました。

　中国共産党中国共産党中央政治局の劉雲山常務委員が開幕式に出席し、『シルクロードにおける政党間協力を推進し　麗しい未来を共に切り開こう』と題した基調演説を行いました。

　この中で、劉常務委員は「習近平国家主席の提唱により、中国政府が進めてきた『一帯一路』の建設は、平和発展といった時代のテーマに合致し、中国の改革開放の方向性と人類の運命共同体を構築する現実性にも見合っている今回の会議は『シルクロードの再構築　、共同発展の促進』をテーマとしており、アジア諸国とシルクロード沿線諸国間における協力を深めようとする狙いにも順応し一帯一路の建設に大きな影響を及ぼすだろう」と話しました。

　開幕式に出席したキプロスのニコス・アナスタシアディス大統領、カンボジア人民党の議長を務めるフン・セン首相、ICAPPのホセ・デベネシア共同議長らも相次いで挨拶し、「一帯一路は各国の共同繁栄と発展を図る偉大なプロジェクトだ」と評価しました。（ミン・イヒョウ　Kokusei）