ロシアのプーチン大統領は9月30日、「シリアでの軍事行動は、反テロの一環としてシリアの政府軍に空中支援を提供することに限られており、シリアの地上における反テロ軍事行動に参加するつもりはない」と明らかにしました。

　ロシア大統領の公式サイトが発表したところによりますと、プーチン大統領は、この日、政府職員と会談した際、「パートナー国には、シリアで行う予定の反テロ軍事行動を通知した」とし、「ロシア側は、シリアのアサド大統領の要請に応じ、国際法の容認範囲内でシリアの反テロ行動に参加した」と強調したということです。

　なお、ロシア国防省の報道官は9月30日、ロシアの戦闘機がシリア領内で20回の飛行を実施し、イスラム過激派組織（IS）の対地目標8か所に空爆を行ったことを発表しました。（藍、向）