中国駐在の二ディトフィリピン前大使は27日夜、フィリピンのセブ島の中国総領事館が主催した中華人民共和国成立66周年の祝賀会に出席した後、中国人記者のインタビューを受け、「両国関係が直面している問題は南海の主権紛争だ。フィリピンは中国と直接交渉を通して、南海紛争を解決するべきだ」と指摘し、「両国は最終的にこの紛争を解決できることを信じている。双方は交渉と直接対話を通じて、問題解決の最良の方法を探り出すことを期待する」と話しました。

　また、二ディト前大使は「直接交渉は具体的な解決案の作成に役立つ。南海紛争について国際仲裁を求めるよりも、直接交渉は最善の方法だ。両国の緊密な関係から見ても、南海紛争の平和的な解決は可能だと思う。適切な時期になったら、これらの紛争はうまく解決できる」との考えを表しました。（殷、kokusei）