中国のチベット自治区成立50周年を祝う記念大会が8日、ラサで行われました。参加した中央代表団の副団長を務める劉延東副首相が中国共産党中央、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国政治協商会議及び共産党中央軍事委員会の共同名義による祝電を読み上げました。

　祝電はチベット自治区成立50周年に祝賀の意を示し、1965年以降、チベットで実現された飛躍的な発展を総括した上で「現在、中国は小康社会（いくらかゆとりのある社会）の全面的な構築、中華民族の偉大な復興を目指す中国の夢を実現させるため、大切な時期にある。チベットの各民族人民は、今後も祖国の統一と民族団結の強化に着目し、分裂に反対し、経済と社会の発展を推進し、国民生活の改善に力を入れ、各民族の交流と融合を促していくべきだ」と述べました。（ZHL、YM）