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白書は「民族地域の自治制度は中国の多民族国家という基本的国情とチベットの実際情況に符合している。チベットが民族地域の自治の道を歩むことは、人民を解放し、自らが主となる正しい選択で、チベットの各民族人民の根本的利益に合致する」としています。
白書の全文は2万2000字で、大量のデータと事実を通して、8つの方面からチベットに自治制度を実施したことによって起きた大きな変化を紹介しています。この8つの方面には、「古いチベットの闇と遅れ」、「発展と進歩の道を歩む」、「国情に合った政治制度」、「人民が主になることの保障」、「人民の福祉促進に尽力」、「優れた伝統的文化の保護と発揚」、「宗教信仰の自由の尊重と保護」、「エコ文明建設の推進」が含まれています。
白書は「1959年の民主改革と1965年の民族地域自治制度の実施以来、チベットでは新しい社会主義制度が確立され、同時に経済社会発展も歴史的に飛躍した。経済の急速な発展と社会の全面的進歩によって、チベットの各民族の人民は確実な利益を得て、人民の生存と発展の権利が保障されると共に、社会は調和し、安定している。今日のチベットでは伝統と現代が融合し、チベット文化は絶えず新たな活力を生み出している。各宗教と各宗派は平等に尊重され保護されていると同時に、正常な宗教活動と宗教の信仰は法によって保護されている。近年来、チベット自治区政府は環境に配慮したチベットと美しいチベットを建設するという戦略目標を立て、チベットの生態環境の保護と建設に対して全面的に企画し、手配した」としています。
また、白書は「事実が証明しているように、民族地域の自治制度の実施はチベットの歴史発展と社会進歩の客観的な要求で、チベットの各民族人民の根本的利益に合致している」と強調しています。(Katsu、Keiko)
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