習主席は「双方の共同の努力の下で第7回中米戦略・経済対話と第6回中米人文交流ハイレベル交渉は重要な成果を収めた」と評価した上で、「イラン核問題に関する最終合意ができたことで国際核拡散防止システムが維持された。これは協議を通じて重要な争いが解決されるという有益な経験を国際社会に示し、世界に積極的なシグナルを出した。イラン核協議の中で中米双方は密接に交流・協調した。これは両国が構築する新しい大国関係の重要な表れの1つだ。アメリカを含む関係国と建設的な協力を保ち、最終合意と安保理決議の履行の確保に力を入れていく」と中国の姿勢を表明しました。

　これに対し、アメリカのオバマ大統領は「米国国民と私は、習主席の9月の公式訪問を待ち望んでいる。双方はこの重要な訪問の準備に励んでいる。アメリカは今後しばらくの間中国との協議を進め、訪問を実り豊かなものにしていく」とした上で、「イラン核問題で最終合意に達したが、その中で中国側が果たした役割は非常に重要なものだった。中国との協力と協調を強め、ともに努力し最終合意の履行を確保する。イラン核問題での協力が示しているように、両国は協力して努力しさえすれば、気候変動、経済発展、公共衛生など世界が直面する課題に立ち向かうことができる」と述べました。（Mou）