北京では、北京オリンピックのテスト試合が各競技場で行われています。18日（金）、競歩のテスト試合がメインスタジアムとなる国家体育場（通称「鳥の巣」）で行われました。

　午前は男子競歩２０キロ、午後は女子競歩２０キロが行われました。観客数は午後には１万人近くまで増え、会場は本番さながらの熱気に包まれていました。男子の部で優勝したのは、オーストラリアのジャレド選手でした。ジャレド選手は、「『鳥の巣』でスポーツ試合が行われるのは今日が初めてとのことですが、その試合で優勝できて本当にうれしい」と話していました。

　２０日（日）にはマラソンのテスト大会も行われました。8月の本番に向けた準備が着々と進められています。

　「今週のワンポイント」では、先週に引き続き、浙江省・紹興の町をご紹介します。今週は、紹興出身の文学家で、日本とも深い関わりのあった中国近代文学の父・魯迅をご紹介します。

　今週の「旅インフォメーション」では、皆さんが中国を観光するときに役立つ情報をたっぷりお届けします。（担当：任春生）