竹の伐採
中国では、毎年4ー9月の間に竹を伐採することを禁止しています。これは、自然保護の意味合い以外に、この時期の竹は水分を多く含んでいる為に、この時期を竹を加工するとカビ・変色・変形が出やすいと考えられているからです。ヘラ鮒の竿を作っている職人さんも、同様のことを言っています。伐採時期を間違えるとせっかっくの高級な竿も台無しになるそうです。
ただ、下にも書いてありますが、上記時期をはずした竹を加工しても、保管場所によっては、カビることがあります。それだけ竹はカビが発生しやすい素材なのです。保管場所には充分注意しましょう。
当社が販売している業務用割箸も年に数軒のお客様より、カビの問題でお叱りのお電話を頂戴することがあります。この場合当社は無料でお取替えしております。
割箸の種類
みなさんご存知でしょうか、割箸の種類。
割箸には、溝が入っているもの、切れ目が入っているもの、頭が斜めに削られているもの等々あります。夫々名前があるんですね。
切れ目が入っているのは、割箸を割りやすくするためです。当然、切れ目と溝のある元禄タイプの方が割りやすくなります。切れ目・溝は全て機械で行い、切れ目に関しては、箸の頭から約2.5cmまで切れ目を入れるよう設定されています。しかし、その機械の調子で、3cmを超える部分までしか切れ目が無いものが製造されそのまま日本へ出荷されるケースもままあります。
その場合当社は当然無料で返品交換いたします。
竹割箸
竹割箸では、天削か、双生が多いようです。
双生は、箸を丸く加工したものを二つ並べたようなものをそう呼びます。竹は湿度が高いとカビやすいので保管場所は注意された方がベターです。製造行程の中で、天削は、2度乾燥させることができますが、双生は1度キリしか乾燥できません。中国奥地で生産され上海、そして日本、それからお客様の元へ。その間にカビる場合もあります。当社はその場合当然返品交換を無料で致します。
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