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今月11日、つまり、旧暦の九月九日は、中国の伝統的な祝日・重陽節です。中国の古典書籍「易経」では、九という数字を陽の数とされ、九が二つ重なるので、「重九」や「重陽」と名づけられたわけです。また、「九」の発音は、中国語で「永久」の「久」と発音が一緒なので、縁起のよい日とされています。
この日は、邪気を払い、寒さが厳しくなる冬に向かって、無病息災を願う行事を行いますね。山を登ったり、菊の花を見たり、蒸しお菓子を食べたり、病気予防の効果があると見られているグミという植物の葉っぱをつけたりしています。また、この日は、敬老の日でもあります。
最近、中国では、重陽節にちなんで、親孝行として両親に旅をプレゼントするのがちょっとブームです。
また、重陽節をめぐって、お祭りを行うところもあります。北京からバスで行くと、二時間もかからない河北省保定市では、ここ数年、毎年、敬老健康祭りが開催されています。
保定市の市民たちは、古くから健康を大事にし、その人々の平均寿命は全国より6.4才長く、長寿の町と呼ばれています。十月一日に入ってから、重陽節前後まで、町中、気功とお灸、漢方薬治療、マーサージ、そして、武術、気功、お年寄りの健康体操などの上演があります。
もちろん、地方の特色ある食べ物や軽食などもあります。中には、「保定薬膳」が特に目立ち、美味しくて効き目があると言われています。このほか、薬王廟や古い蓮の池、保定老人大学、漢方薬市場などが見所です。
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