日本人の中国語学習者にとって、一番便利なところは、やはり漢字が共通に使われているとのことですね。中国語がしゃべれなくても、とりあえず看板などは読めます。また、中国人とコミュニケーションを取るために、「筆談」という方法も通じます。しかし、中国語には日本の漢字と同じ表示であるものの、意味がまったく違う場合もあるので、気をつけてください。
いくつか例を挙げてみます。
手紙の字と書く「」は、中国語で、トイレットペーパーのことです。
また、汽車の「」は、「自動車、バス」という意味です。
更に、一番笑えるのはこれです。娘の「」は、中国語で、母親の意味であるので、間違わないように注意してくださいね。
もうひとつ例を挙げます。工夫と書く「」は、中国語で実は暇、時間または「アクション、カンフ」の意味です。
このほかにもいろいろありますが、使うとき、ぜひ気をつけてくださいね。
さて、「やさしいビジネス中国語」、今日は、第20課後半を勉強します。今日のこの時間は、固い意思を表す言葉「」の使い方を覚えていただきたいと思います。
まず、スキットを聞いてみてください。
きっとうまくいきます。
期待しています。
それでは、続いて、スキットに出てきた新しい単語と言葉についてご説明します。「きっとうまくいきます。」「」は固い意思を表し、「必ず、きっと」という意味です。この言葉の用法については、後ほどのコーナーで取り上げてご説明するつもりです。
次、「」は、「成功、成功する」という意味です。
では、次の文です。「期待しています。」 この中で、「」は二つの事柄が同じであることを表し、「…も…だ」。ひとつ例文をあげてみます。
昨日あなたも遅刻しましたか?
また、「」はここで、動詞として使われ、「期待する、望む」という意味です。
続いて、「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日のこのコーナーでは、「必ず、きっと」という意味の「」の使い方についてご説明します。
「」は意思の固さを表し、「必ず、きっと、絶対に」という意でよく使われます。第一人称に用いることが多いです。その後ろに、よく「、」などの言葉をつけます。「…」、「…」。では、テキストの例文を見てみましょう。
私はかならず社長になります。
必ず時間をつくって彼を見舞いにいきます。
最後に、「知って得する生きた中国語」のコーナーです。今日の本文には「」という言葉が出てきましたが、「」は指示代名詞で、「こんな、このような、そのように」という意味を表します。よく「」をつけて名詞を修飾します。では、テキストの例文をみてください。
このような事故が起こったのははじめてです。
彼女の理想の恋人はこんな感じ。
そろそろ時間のようです。「やさしいビジネス中国語」、今日の勉強はここまでにしましょう。今日は、「」というスキットを勉強しましたが、覚えましたか?では、次回のこの時間、またお会いしましょう。再見!
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