日本では、都道府県という行政区画になっていますが、中国は違います。皆さん、ご存知なのではないでしょうか。中国では一級行政区として、直轄市、省、自治区と特別行政区です。これは日本の都道府県に相当しますが、その下に市、県、区があり、更にこの下に、鎮と郷という最小の行政単位があります。
今日は、中国の直轄市をご紹介します。中国には四つの直轄市があります。それは、北京市、上海市、天津市と重慶市です。
さて、「ビジネス中国語」、今日の勉強に参りましょう。今日は第19課前半の内容を習います。では、はじめに、スキットを聞いてみてください。
中国戦略で重視していることは何ですか。
ブランド戦略です。
それでは、会話に出てきた新しい単語と言葉についてご説明します。「中国戦略で重視していることは何ですか。」この中で、「」は「経営」の意味です。また、「」は「戦略、方策」という意味を表します。次、「」は「重視する」の意を表します。
では、次の文です。「ブランド戦略です。」この中で、「」は、「特に目立つ、際立っている、強調する」という意味を表す言葉です。その使い方については、後ほどの「キーポイントをマスターしよう」のコーナーでご説明します。次、「」は、「ブランド」のことを表します。「ブランド品」は「」といいます。
続いては、「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日のこのコーナーでは、「特に目立つ、際立っている、強調する」という意味の言葉「」の使い方をマスターしてください。
それでは、まずテキストの例文を聞いてください。
彼の個性は目立ちます。
この商品はセールスポイントが際立っています。
「」は以上のように、述語として用いるほか、目的語をとることもできます。たとえば、
彼の発言は要点が十分に強調されていません。
最後に、「知って得する生きた中国語」のコーナーです。今の中国では、普段お化粧をする女性の数がどんどん増えています。この大きな市場に狙って、世界中の大手化粧品メーカーはほとんど中国市場に進出しています。では、化粧品のブランドを中国語で言うと、どうなるのでしょうか。日本の資生堂などのほか、欧米のブランドはほとんど、音読みで言います。次の例を聞いてください。
クリスチャン・ディオール
資生堂
シャネル
ランコム
エスティ・ローダ
クリニーク
そろそろ時間のようです。今日の勉強はここまでにしましょう。今日は「」というスキットを勉強しましたが、よく覚えましたか?次回のこの番組では、第19課後半の内容を習います。お聞きください。それでは、次回のこの時間まで御機嫌よう。再見!
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