今、北京の町を彩る花と言えば、その名前がほとんど知られていない極普通の花です。色も,主にピンクや白、赤などと素朴ですが、これから7月、8月いっぱいは、その成長に連れてつぼみが出来、咲いていき、町に彩りを添えてくれます。「学名は分からないが、と呼んでいるよ」と、これらの花に水をかけているおじいさんが教えてくれました。強い真夏の太陽の下で元気に咲いているから、こんな名前が付けられたのでしょうか。