障害者職業教育に従事する教師の養成プロジェクトが24日スタートしました。このプロジェクトはイタリアのモントセラト協会、中国障害者連合会、及び北京連合大学特殊教育学院が共に実施するもので、今後2年間で障害者職業教育に従事する約80人の教師に対し、その管理と指導力の向上を目的に行われます。
中国障害者連合会教育就職部教育処の李東梅処長はプロジェクト開始を記念に開かれた式典で、「中国は青少年障害者は多いが、特殊教育のスタートが遅く、基礎もしっかりしていない。国内では障害者に対する教育・養成する専門機関がなく、教師もほとんどが普通教育に従事しており、教育理念、教育目標やその指導法も障害者の職業教育に合致しておらず、教育の効果に影響がある」と話しました。
なお、現在、中国には障害者の職業教育を行う施設が148ヵ所、障害者連合会が運営する障害者職業養成施設が2000ヵ所近くあるということです。(翻訳:東 チェック:安藤)
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