四川省の魏宏副省長は21日北京で、「四川省の地震被災地の復旧作業は順調に進んでいる」と述べました。
これは魏宏副省長がこの日国務院報道弁公室が行った記者会見で述べたものです。それによりますと、四川省で現在、竣工あるいは建設中の農村住宅は再建を必要とする住宅の65%以上に達し、4割を超えた学校はすでに竣工あるいは建設中です。このほか、病院などの公共施設や道路、水利などインフラ再建プロジェクト、およびパンダ生息地の復旧計画なども積極的に実施されています。
四川省の地震被災地は今年冬、雨が多くて寒い日が続いていますが、政府は防寒服、食糧、住宅と衛生の4つの面で住民が安全に冬をしのげることを確保しています。
政府の投資で社会と民間からの資金投入が刺激され、2010年までに、復旧投資総額は3兆元を超える見込みです。三年間の復旧作業を通じて、被災地住民の生活はきっとより麗しくなるでしょう。(翻訳:周莉 チェック:吉田)
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