四川省の魏宏副省長は21日北京で、「四川省の地震被災地は今年の冬、雨が多くて寒い。政府は防寒服、食糧、住宅、衛生の四つの面で被災者が安全に冬を凌ぐことを保障していく」と述べました。
これは魏宏副省長がこの日、国務院報道弁公室が行った記者会見で述べたものです。それによりますと、四川省はこれまで布団と防寒服をそれぞれ300万点、電気毛布や電気ストーブなどの暖房用具30万点を配給しました。被災地では豪雨による土砂崩れなどの影響で、6489世帯がまだテント暮らしをしています。現地政府は仮設住宅の建設を急ぎ、11月末までにこれらの被災住民が引越しできるように取り組んでいます。
また、疫病防止の面においては、医療関係者はすでに子供やお年寄りにインフルエンザのワクチン注射を行っているほか、飲用水や食品への衛生監督検査を強化しました。(翻訳:周莉 チェック:吉田)
|