日本経済の不調などマイナス影響を受け、国際原油価格は17日、引き続き値下がりし、ニューヨーク市場の原油価格は1バレル55ドルとなり、これまでの21ヶ月で最低を記録しました。
17日、ニューヨーク商品取引所の12月渡しの軽質原油先物価格は2.09ドル下がって、終値は1バレル54.95ドルとなりました。これは、2007年1月29日以降国際原油価格が初めて1バレル55ドル以下を切ったことになります。ロンドン国際原油取引所の来年1月渡しの北海ブレンド原油先物価格は1.93ドル下がり、終値は1バレル52.31ドルでした。
日本政府は、この日、今年第3四半期の日本国内総生産が年率で換算すると0.4%下落すると発表しました。これは、日本経済が2001年以降初めて衰退し始めたことを示しています。(翻訳:任春生)
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