このほど、2007年の中国における未成年者のインターネットの利用状況に関する調査報告が発表されました。それによりますと、未成年者がネットを利用する主な目的はチャットだということです。これは、中国青少年社会サービスセンターの責任者が、天津で行われた、中国未成年者インターネットプロジェクト天津キャンパスの起工式において示したものです。この調査によると、未成年者インターネットを使う目的として最も多かったのがチャットすることで20.1%、第二位はネットゲームをすることで18.55%、第三位は資料を調べることで18.36%となっています。
何故子供たちはネットでチャットをすることに夢中になるのかということに対し、この調査に参加した専門家は次のように分析しています。「まず、ネットでチャットするのは子供たちがほかの人とのコミュニケーションをはかるためです。また、人付き合いがうまくいかなかったり、信頼感が失われつつあることがネットでチャットすることの流行をうながしました。そして、ネットでチャットすることの豊かな機能と長所が子供たちを引き付けた」としています。(楊 安藤)
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