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両国の主催者に聞く:青少年交流に寄せる思い
   2008-11-11 19:18:41    cri

















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 中日青少年友好交流年を記念し、数回に分けて、中国から派遣された青少年代表団ですが、この10日と11日、今年最後となる一団が日本に向けて出発しました。交流イベントに携わる両国の主催者の方たちに話を伺いました。

 中国青少年訪問団の派遣先である中華全国青年連合会の万学軍副秘書長は、今回派遣する訪問団は年内最大規模のものだと話し、東京での主な日程について次のように紹介しました。

 「今回の訪問では、東京で行われる日本側の閉幕式に参加する予定で、麻生太郎首相もこの閉幕式に参加すると聞いております。団員の皆さんのほとんどが日本は始めてで、日本の首相と直接会えることを楽しみにしているようです。

 9日間の日本訪問を通して、日本の青少年と友達になり、彼らのことを知りたい。また、中国の青少年のことを日本の青少年に伝えたい。団員の皆さんはこういう気持ちを抱いています。」

 万秘書長はまた、閉幕式のイベントとして、中日青少年歌合戦が開催されると紹介し、両国青少年が互いに相手国の歌を歌うこの企画はきっと良い交流になると期待しています。

 訪問団の出発に先立ち、先例にならって、日本大使館主催の説明会が行われました。今回も道上尚史公使が講師を務め、流行歌やドラマ、アニメなどを交えて日本の風俗習慣などを1時間にわたって、分かりやすく説明しました。真剣な眼差しで受講する中国の若者に、道上公使は、「21世紀の周恩来になれ」という励ましの言葉をかけました。

 その道上公使は、若者が相手国に入って、身を持って体験することの大切さを訴え、来年以降も引き続き青少年交流をさらに拡充すると語りました。

 「その国に行って、町を歩き、人と話をして、ホームステイもする、それで初めてその国の本当の姿がわかるという事が一番大きいと思います。みなさんは事前に勉強していて、学校でも習うし、新聞や雑誌でも読んでいるのですが、その知識だけでは本当の日本と言うものが今ひとつつかめない。それはお互いにそうなのです。そういう意味で、実際に日本に行っていただくということでものすごく理解が進む。帰ってきた人はみんなそう言ってくださいます。特に前向きな評価、積極的な評価が多いです。『聞いてはいたけれど日本人は本当に親切』、『礼儀正しい』、『環境を大事にして町がきれいだ』、『学校の教育も中国とは違う良いところがある』などなど。

 交流年が終わっても青少年交流をこれからますます拡充していきたいと思っております。」

 毎回と同じように、今回の訪問団も全国各地、各民族からの代表からなっています。中には、四川省の綿陽など大地震の震源地から来た高校生68人も含まれます。

 道上公使は、今回の日本訪問を通して、元気が出せる旅になってほしいと語りました。

 「本当に大変なご苦労をされたと思います。当時メディアを通じて日本の人はたくさん関心を持ちました。特に学校が崩れて子供たちが犠牲になった、それで多くの日本人が心を痛めました。彼らは今回はまだ大変な中だと思いますが、少しでも元気を出してもらって、日本のことを楽しんでもらいたい。戻られたら、家族の皆さんと一緒にふるさとのために頑張ってほしいなと思います。」

 ところで、ここ数年、中国は経済の発展につれ、政府間主催の交流計画のみならず、日本への修学旅行を実施する高校も見られることなど、道上公使は青少年交流のルートが増えたことを喜んでいます。そして、北京滞在1年半で感じた中国の若者の印象についてこう語りました。

 「いつも強く感じるのはみんな大きな可能性を持っていること。優秀で能力が高く、日本に何らかの意味で関心を持ってくれる。日本語であっても、ゲームであっても、経済発展であっても。日本に関心を持ってくれるのはよいことですし、それを広げていくのが私の仕事です。彼らは実際に日本に行って、もっと豊かな日本、私の説明よりもっといろいろな日本を知ることが出来るので、彼らの可能性に期待しています。」

 2008年はまもなく年の瀬を迎えます。中日青少年交流年も閉幕が近づいてきました。しかし、両国の青少年交流は来年以降も拡げていくという考えは日本側にも中国側にも共通しています。

 万学軍副秘書長の話です。

 「ずいぶん長く両国の青少年交流の仕事に携わってきましたが、今年が特に頻繁に行われました。両国の若者は交流を通して、相手に対する理解が深まったと思います。相手のことに興味を持ち、相手の考え方をもっと知りたいという感想を聞いております。このような交流を今年だけでなく、これからも末永く続いていけばと思っています。」

 CRIネットラジオ、今日の取材は王小燕と黄恂恂が担当しました。アナウンス担当は黄恂恂でした。(取材:王小燕、整理:黄恂恂)

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