中日青少年友好交流年記念イベントとして、中国青年代表団(第三団、計300人)と高校生代表団(第六団、計400人)がそれぞれ10日と11日から、10日間にわたる日本訪問を始めます。中国の訪日代表団としては、年内最後の派遣となります。今回の訪日では、定例の地方訪問や、高校生交流、合宿、ホームステイを行うほか、中日青年友好歌合戦や、東京で行われる友好交流年の日本側閉幕式にも参加する予定です。
9日午後、総勢700人の代表団団員を対象に、日本大使館が主催する説明会と壮行会が北京市内のホテルで行われました。日本大使館の道上尚史公使が説明会の講師を務めたほか、宮本雄二日本大使と廬雍政共産主義青年団中央書記処書記が壮行会で激励のメッセージをそれぞれ述べました。
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また、五輪金メダリストの郭晶晶選手(飛び込み、アテネ・北京大会でそれぞれ金2個)が青年団団員並びに親善大使として訪日します。郭選手は道上公使の説明会に真剣に聞き入り、その後の記者会見で、「2001年、試合で福岡を訪れた。今回が二回目の訪日。各地を回って日本のことをもっと知りたい。日本はとても清潔で、人々が礼儀正しく、時間やルールをきちんと守るという印象がある」と語りました。また、「日本も中国もともに進歩を求め続けている。中日の青少年がもっと交流しあい、学習しあい、両国の関係を今以上によいものにしてほしい」と抱負を語り、明日からの日本訪問に期待を示しました。(王小燕、黄恂恂)
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