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関連部門、ダライ・ラマ個人代表と会談
   2008-11-10 18:43:56    cri

















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 中国共産党中央統一戦線工作部の朱維群常務副部長は、10日北京での記者会見で、関連部門とダライ・ラマの個人代表との交渉の様子を紹介しました。席上、朱副部長は、「双方の意見に大きな食い違いがある。ダライ・ラマはこれまで主張してきた分裂主義を放棄しないようだ。祖国の統一、領土の完全、民族の尊厳は、中国人民の最高利益だ。この問題において、共産党中央は決して譲歩しない。共産党中央はダライ・ラマが愛国の立場を選ぶのを歓迎するが、「チベット独立」、「半独立」、「形を変えた独立」は許さない。これまでも許していなが、これからも許さない」と主張しました。

 10月31日から11月5日まで、ダライ・ラマの個人代表、ガヤリ氏、ガアルツン氏一行5人が中国に入り、共産党中央の関連部門の代表と会談を行いました。これは、2002年以降の9回目の会談で、今年3回目です。

 中国国務院報道弁公室は、10日北京で記者会見を開きました。席上、共産党中央統一戦線工作部の朱維群常務副部長は、工作部の杜青林部長がダライ・ラマ個人代表らと会談した際提出した意見を紹介しました。朱副部長は、「第一、中国では、いかなる組織、個人も憲法に従い行動すべきだ。憲法は、中国共産党の指導、中国の特色のある社会主義、民族区域自治制度を堅持するのを定めている。憲法に違反し、この三つの原則を否定するのは、絶対許さない。第二は、すべての民族自治地方は、中国から分立できない。第三は、共産党中央は、ダライ・ラマに関して一貫して明らかな政策を持って、真剣に対応している。肝腎なのは、ダライ・ラマが自らの政治主張と行為を根本的に反省して、中央との約束を確実に実行する。そうしてこそ、関係の改善にプラスとなる」と語りました。

 会談の中で、ダライ・ラマの個人代表が、共産党中央にいわゆる『チベット住民のための真の自治覚書』を提出しました。その中に、「チベット独立」の主張が溢れています。覚書は、「チベット亡命政府は、チベット族の人民の代表者と称しています。これについて、朱副部長は、「チベット族の代表は、中央人民政府のリードのもとでのチベット自治区人民政府だ」と指摘しました。朱副部長は、「ダライ・ラマの個人代表との会談しか受けない。会談の内容は、ダライ・ラマがいかに分裂主義を放棄し、中央政府と全国人民の了解を求めるのかに過ぎない。チベット問題には絶対触れない」と語りました。

 覚書は、また、「すべてのチベット族の自治区域を一つの自治区に合併する」としています。朱副部長は、区域の設置は、憲法に従い、歴史や、政治と経済の状況に基づいて行うべきだ」と主張しました。

 朱副部長は、「『覚書」では、『真の自治』に関する項目があり、中央政府の指導と民族地域の自治を対立させ、中央政府の権力を弱め、それを否定する上で、全国人民代表大会が持つ立法の権威を否定する。さらに、分裂主義団体によっての憲法修正を図り、独立した国家のみにある立法権を求めるつもりである」と語りました。

 それに対して、朱維群副部長は「中央政府の態度は一貫したもので、ダライ・ラマにできることは祖国を分裂する立場を完全に放棄し、祖国を分裂する活動を停止すること。また、チベットと台湾が中国から分割することのできない一部であることを公開で承認し、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法的な政府であることを承認することである。それを前提にしなければ、彼個人の前途問題について引き続き討議する可能性はない」と述べました。(翻訳:李軼豪)

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