北京大学と東京大学の学生が年に一度集まり、中国と日本の間で話題になっている問題を学生の視点で討論する「京論壇」(Jing-Forum)の成果発表会が14日に北京で行われました。
両大学の学生が中日両国の相互理解を深めようと提唱した「京論壇」は、今年で三回目の開催となりました。今年の会合には50人の学生が参加し、「食の安全」、「ビジネス・カルチャー」、「軍事認識」、「歴史教育」の4つの分野に分かれて1週間にわたって議論を展開しました。
会合に参加した北京大学の廉さんは、「話し合いを通じて互いをよく理解しあえることがわかった。議論を通して互いの考えを共有することができた。今後もこの活動を両大学でつなげて行きたい」と感想を語りました。
学生たちは、2週間後に東京へ議論の場を移し、日本の政府機関や企業などを訪問した後、今回の討論の仕上げを行います。
北京で行われた会合の内容は、23日に放送する中国国際放送局日本語番組で紹介する予定です。(取材:黄恂恂)
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