中日青少年友好交流年親善大使 五輪金メダリスト・郭晶晶選手に聞く
五輪金メダリストの郭晶晶選手(飛び込み)が10日、中日青年代表団の団員ならびに中日青少年友好交流年親善大使として訪日します。出発の前日、北京市内のホテルで行われた壮行会で郭晶晶選手にインタビューしました。
Q 今回は何度目の訪日ですか。
A 2001年に試合で福岡を訪れました。今回が2度目です。日本人はとても礼儀正しく、時間やルールをきっちり守る印象があります。
Q 明日から訪日しますが、今の気持ちはいかがですか。
A 期待しています。各地を回って、日本のことをもっと知りたいと思います。訪れる先々でしか体験できない地元の文化や雰囲気を味わうことを楽しみにしています。
Q 親善大使として期待していることは?
A 青少年の交流をもって、両国が歩み寄れることを期待しています。中国も日本も発展を求めているので、両国の若者がもっと交流し、学びあい、両国の関係を今以上によいものにしていけたらいいなと思っています。
Q 飛び込みと同じセンターに所属するシンクロ中国代表の井村雅代ヘッドコーチのイメージは?
A シンクロも飛び込みも同じセンターで訓練していますので、井村コーチとよく顔を合わせました。ご本人と直接深くお話したことはありませんが、シンクロチームの仲良しの友人から話を聞いています。「とても厳しいコーチですが、実は、みんなにとてもやさしく、家族のように見守ってくれている」と聞いております。
こうしたスポーツの国際交流はとても良いことだと思います。海外の優れた技術に触れることができるし、競技全体のレベルアップにつながっていると思います。
Q 郭選手も将来、こういう形で海外で活躍するとお考えですか。
A いまはそういうことは考えていません。私は国によって育てられた選手なので、当分は中国代表に貢献したいと思っています。
Q 今後の試合の予定は。
A いまはまだ調整と回復期なので、具体的な試合の日程はまだ立っていません。
Q 将来について、飛び込みの仕事を続けるのか、それとも家庭生活に重きをおくのですか。
A これからもずっとスポーツにかかわりたいと思っています。中国の飛び込みチームをより完璧にし、もっと良い力が発揮できるよう力を捧ぐことは私の義務だと思っています。(王小燕、黄恂恂)
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